さて、遙か昔からうちの行きつけのお肉屋さんと言えばお隣の御前崎市の
山下精肉店さん。
というかそもそもこの辺に他に肉屋さんとか無いわけですが、それを差し引いてもここのお肉の質はかなりのモノで、母が十八番のローストビーフを作る際にここ以外でお肉を仕入れるとかおよそあり得ない。
そんな山下精肉店さんのご兄弟が山下精肉店直送の確かな素材を駆使して営むレストランがあるから一度行ってみようという母に誘われるがままランチに赴いてみたのが御前崎市のcafe brasserie Bercy（カフェ ブラッスリー ベルシー）。
ボーリング場の裏でなんか団地の駐車場みたいなもの凄っく分かりづらい所にあるのが逆に、知る人ぞ知る感を増幅させてます。
本日のランチメニューはこんな感じ。（クリックで大きくなります）
正直パスタもかなり魅力的ではありますが、山下精肉店のお肉を使用と言うのがそもそも今回のキーワードなので肉系メニューは譲れない。
と言うわけで、該当するの牛、鶏、豚メニューから、遠江はなんか豚肉な気分だったので「ポークカツレツ（トマトソース）」を。
母は「地鶏のモモ肉とジャガイモのロースト」をチョイスしました。
まずは冷たいスープ。淡い味でさっぱりした飲み口。
素材の自然な味って感じで、濃い味に慣れてるとやや物足りなく感じるかも。
ポークカツレツ（トマトソース）。
衣のカリカリサクサク感はやや乏しいものの、薄く延ばされてるのにもの凄いジューシーっぷりのお肉はさすがにこだわりの素材。
豚独特のクセもちょっとあるけど、それ以上に脂の旨味が力強い感じ。
トマトをぎゅっと濃縮した味のソースはサッパリしててこのお肉にベストマッチ。
でもでも、知ってしまった。
地鶏のモモ肉とジャガイモのロースト。
ポークカツレツもなかなか美味しかったわけですが、半分食べたところで母とお皿を交換したらばもう、こっちのこの美味さときたら。
もう、鶏肉がすごい柔らかさと肉汁。
パサパサ感とか皆無なのはもちろんながら外側はパリパリなのに中はふんわりジューシー。
塩胡椒にガーリックとほのかにハーブの効いた素朴な味付けが肉の味を引き立てて凄い幸せ感。
肉汁のからんだ付け合わせのジャガイモがまた美味しくてたまりません。
なんかこっちの方がシンプルかつ好みの味ー。
本気で骨までしゃぶりつつ、わりと軟骨まで完食。（我ながら意地汚い）
遠江のデザートは桃のコンポート。
母が桃アレルギーなんで本日のデザート二品からこっちを選んでみました。
かなり甘さ控え目。
母のデザートのチーズケーキ。
まさかずっと前から憧れてたオレオチーズケーキだとは思わなかったので大興奮。
母は一口で満足したので残りは遠江が戴きました。（計算通り！）
これ美味ーい！すごく美味ーい！
オレオ自体そもそも美味しいのですが、チーズケーキのコクと酸味とオレオのちょっとビターな風味がよくもまあこんなマリアージュをしたもの。
しかも全体的に練り込まれてまぶされたこのオレオの大盤振る舞いっぷりと来たら贅沢にも程があります。
ラズベリーソースもただオサレ感を醸すだけじゃなく、ケーキと一緒に戴くと爽やかな酸味がぴったりのアクセント。
普通にこのケーキを目当てに再来店しそうな勢い。
通常メニュー（クリックで大きくなります）
パンがなんかちょっと固かったのと（なんか購入後三日くらい立ってそろそろフレンチトーストへの再利用を考える感じの状態）、サラダが常温でぬるかったのだけ気になりましたが、期待以上にお肉が美味しーい。
あとチーズケーキの美味しさっぷりは至福。
お値段も手頃だし、お店の雰囲気も良いし、ぜひぜひまた来たいです。
ていうか、次こそは一番人気の夢咲牛ハンバーグを食べてみたいという野望。
夢咲和牛サーロインのグリルも気になります。
cafe brasserie Bercy（カフェ ブラッスリー ベルシー）
静岡県御前崎市池新田5668
営業時間：11:30～15:00
17:30～22:00
定休日 ：月曜日
地図はこちら
cafe brasserie Bercy（カフェ ブラッスリー ベルシー）
