年の瀬せまる今日この頃ですが、今年の遠江的マイブームと言えば、何と言っても日帰りバスツアー。
今年の春、新聞の折り込みチラシに誘われふらりと参加してからうっかりすっかりハマっちゃいました。
だってだって、なんたって安い。
心の故郷にして夢と憧れと伝統と格式と文化と寺と生八ッ橋と新撰組と修学旅行生の都、京都だって日帰りで6000円ちょいですよ。
これがうっかり新幹線なんて使った日には軽く二万近くかかっちゃうんで、遠江みたいな実家にパラサイトでもしなきゃ生きていけない的なイマドキの若年層低賃金労働者にとってはまさに福音的リーズナブルさ。
そして楽。
だいたい片道3時間から4時間バスに乗ってる訳ですが、この間特に乗り換えもないんでもう好きなだけ眠れます。
なので仕事の合間の一日だけの休暇でも余裕で日帰り旅行OKというか、むしろ普通の休日なんかよりよっぽど昼寝出来るんで、心身共に疲れてる時にこそバス旅行をオススメして行きたい。
ただし、勇者の皆さんは冒険の旅に出る前に最重要アイテム「耳栓」を必ず事前にゲットしておくことが必須。
この他にも、ガイドさんの微妙な空回りっぷりとか、近くの席のおばちゃんのどうでもいい会話とか、高速サービスエリアでの休憩とか、車内に流れる綾小路き○まろの講談ビデオとか、日帰りバス旅行にはお楽しみが超盛りだくさん。
唯一の欠点と言えば現地滞在時間の短さですが、遠江の旅行目的ってば大抵は食べ歩きだったりするので、あんまり滞在時間が長すぎると食べ過ぎちゃって逆に危険。(メタボ警報!)
制限時間すら、逆にありがたい位。
人類はもっと日帰りバス旅行の魅力に気付くべきだと思います。
と言うわけで、そろそろ遠江の中の京都分(なんかこうミネラル的な!)が不足してきたので、先日なんか思いつきで行ってきました日帰りバスツアー。
この近辺だと静鉄系列で安さが魅力の
オレンジツアー、遠鉄系列でバリエーション豊富・駐車場完備の
バンビツアーがバス旅行の二大勢力なのですが、休日との兼ね合いで今回はバンビツアーの「秋の装い 京都東山のもみじ狩り」コースをチョイス。
平日出発のお弁当無しで6200円。現地滞在時間は4時間で、出発は袋井バンビ駐車場を6:15。
例によって紅葉とか寺とかには目もくれずひたすら食い倒れて来たんで、追ってレポでもアップします。
ちなみにトップの写真は祇園の「
ちりめん細工館」にて一目惚れして買っちゃったちりめん細工のマスコット。
ここのお店、京都に行くたびに立ち寄ってますが、ミニチュア好きの遠江にとってはもうほんとうにトキメキが詰まってます。
遠江がアラブの石油王だったら店ごと買い占めるのに。
ていうか、たった4時間っていうどこぞのシンデレラ並みの殺人的タイトスケジュールだってのに、うっかりこのお店で30分以上時間を費やしちゃったのは今回の敗因かもしれないけど後悔なんてしません。
次も絶対立ち寄る予定。