先日東京に行った際、浅草の
梅園で食べてからすっかり粟ぜんざいの虜になっちゃったのですが、残念ながら結構マイナーな食べ物らしくて地元静岡遠州近辺じゃこれ、食べられる所は皆無っぽさげ。
無いとなるとこう、余計に募るのが粟ぜんざいへの想い。
そんな折、京都に粟しるこが評判のお店があると知っちゃったのが今回の京都行きのきっかけになった次第。
と言うわけで、弥次喜多のあわしるこ 1030円。
おしるこにしてはかなり強気なお値段ですが、これ大きさがハンパないです。
お椀とか掌サイズだし、あんこたっぷりだし、もうこれ普通にお食事なボリューム。
わくわくしながらお箸を入れると、つやつやのこしあんの下から粟の黄色が覗きます。
炊きたての粟はふっくらと柔らかくて、あつあつのこしあんをたっぷり絡めて頬張るともう天国。
寒い中を歩いてきた事もあって、暖かさと甘さが身体に浸みる美味しさ。
こしあんはかなり濃厚な甘さで、でも塩気は思ったより控え目。
おしるこにはけっこう塩を利かせちゃう方なんで、意外に上品な味だなあと感じました。
でもこのボリュームで塩をばっちり利かせちゃうと多分途中でくどくなっちゃうと思うんで、その辺のバランスが絶妙。
これぞ粟ぜんざい!みたいな雑穀独特のつぶつぶした食感やクセのある風味はどちらかといえば梅園の方が強かったかも。
こちらは粟が柔らかかった分、やや普通のおしるこに近い印象かなあ。
あと、さすがに量がちょっと多すぎ感。
でも、冬間近の京都で味わうおしるこってば格別でした。
かなり分かり難い場所にあるお店だけど、行き方はばっちり覚えたから、次は夏にかき氷を食べに来たいなあ。
甘党 弥次喜多
京都市下京区四条河原町東側下ル三筋目東入北市之町240-2
営業時間:12:00~19:30
定休日 :火曜日(祝日の場合は翌日)
地図は
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